[コメント] ショート・カッツ(1993/米)
記念すべきアルトマン監督、初体験。個人的にジュリアン・ムーア扮する画家の作品のクオリティに目を奪われ小道具にも手を抜かないハリウッドに釘付け(美術学校の宿題で真似ちゃった!)。監督は短編小説が映像になったら・・を実現した人。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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大勢でているものの印象に残る人、残らない人はいます。設定とは無関係に・・。 個人的には突然に運命の狂う悲劇のヒロイン、アンディ・マクドゥエルや余裕のある階級の人柄演じたらぴったりのマシュ−・モディーンなんかは印象に。この作品で初めて役者として認識したのは前述のジュリアン・ムーア。逆にピーター・ギャラガーやロバート・ダウニーJrやジェ二ファー・ジェイソン・リーは記憶にあらず・・。アーウィン・ショーやJ・D・サリンジャーの短編小説がこの頃好きだったのでこの作品の質感は素直に受け入れられた。ただラストの地震はどーなの?これ?・・。『マグノリア』の蛙とか、同じアルトマン監督の『ドクターT』の竜巻とか、この辺の群像劇の解釈としての逃げともとれるラストは如何なものか?これが小説だと流麗な文章と読み手の想像で文学的だったりもするんだけどね。映像だとストレートすぎるんだよなぁ・・。
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