現実に反抗して、ガレージでチェロを弾きつつ血まみれになって 死んで行くゾエが美しい。

過敏すぎる彼女の感受性は、利己の営みで大忙しの人々の中では不可解な行為を 引き起こしているように思えるのでしょうけれど。 このゾエという役柄は、演じているロリ・シンガーのためにアルトマンが 書いた役柄だそうです。

それにしてもこの映画でゾエに注目する人って、どのくらい居るんだろう...。

関係ないけど、どうしようもない酔いどれトム・ウェイツがステキ。 タコさんウィンナーを見て「オマエのすることは何でも好きだ」なんて。