[コメント] カジノ(1995/米)
作家本人による『グッドフェローズ』批評。作中人物複数名のナレーションは述懐・解説・評価的言説に不可避の距離を生み、ロバート・デ・ニーロとジョー・ペシにとって幻惑的労働の日々である「ベガス」と「地元」の距離が生活史の遠近感を狂わせて破局を呼ぶ。総じて、重厚に見せかけた軽薄の妙がある。
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