濁りの無い水から上がった美しい人魚姫と、 いつもどこか煮えきれない、トムハンクスのキャラクターが何だかとても良い。

自分の事をどこかひた隠しにするダリル・ハンナに対し、どこか求めても手に入れられないと言う、 イライラした感情を相手にブツけてしまうとことか、

思ってもみなかった、プレゼント（人魚像）をされてどこか 非常識なものだと思いながらも、その気持ちが愛しくて、 相手をよりスキになってしまトコとか、

逐一、振り回されていくお互いの気持ちが、 どこか愛しくて、見ているとどこか感情移入してしまい、 アホ臭かろうがとても良いと思う。

そして最後に、ガマンしきれずに海の中までもついていってしまう、 所とかガラにも無く、驚きと楽しさと一緒に、 その美しさにも感動してしまい嬉しくなってしまった。

いわゆる、愛ってヤツを描いて、 後には、この後二人はどうなったんだろうと、物思いにふけってしまう。

こう言うのがあるから映画に夢を見れてしまうんだなぁ、とか思った中々な佳作。