[コメント] ポストマン(1997/米)
ケビン・コスナーに告ぐ!男って奴はなぁ、思い切りが肝心なんだ!ズバァっと切れよ、スバッと男らしくよぉ!ホレ、いらんシーン省いたら1時間になったじゃないか!ほんでよぉ、あとの1時間で、ウィル・パットンをなんとか大物の悪役に仕立ててやってくれよ!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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通りすがりの男の子(実生活のケビンの息子)から手紙を受け取るシーンが、やけに強調されていたので、話を変な方向に解釈した私がいた。
精力絶倫男ケビンは、「俺の精子は、汚れてないぜ」を看板に、手紙と共に精子をばら撒きまくった。おかげで、各地にはかれそっくりの子供が多々。馬で走り去って行くケビンを見送る子供に爺さまがポツリ「あれが、お前の父さんじゃ」。ケビンは、手紙で夢を運び、子孫繁栄に貢献した英雄だった…と。
しかし、納得できないのは、この映画の時代設定は、2013年。撮影が1997年だから、たかだか16年後の話って事。
97年はすでに小子化社会が始まっていた。子供の数が減り、自由を求める母親が増えたため、子供を望まない人も多くなってきた。「産めよ、育てよ」はもはや遠い昔の事。
そんな時代を生きていた人間が、いくら核戦争で命が尊い事を知ったからと言って、人から子種をもらいに行くなど有り得えない! 見ず知らずの男と旦那公認の…できるかって!ありゃ、相手がケビン・コスナーでなく出川哲郎みたいな奴だったら、絶対成り立たないわな。
『幸福の選択』で、妻の判断を悩んだ私だったが、今回は言える。ナイナイ。
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