[コメント] 眠狂四郎炎情剣(1965/日)
狂四郎を利用しようとする欲深き者達。無関心を装いながら、いつもながら巻き込まれる狂四郎。冒頭と同じ畑のあぜ道シーンながら、正反対の行動に出る結末が心憎い。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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冒頭では助太刀してやった中村玉緒を、同じあぜ道で斬る狂四郎。 しかも、「本当にお慕い申しておりました・・・」なんて言わせちゃうのだ。狂四郎め、斬り捨てても惚れられるとは凄い奴。玉緒ちゃんも、なかなかのファムファタル(運命の女)ぶりでした。
今回の狂四郎は、異国人との間に出来た娘に対し、自分もバテレンとの間に出来た子だと告白。女に対してもいつも以上に興味津々。どうやら悪女をいてこますのは大好きなくいせに、弱い立場や悲しい身の上の女性には優しい模様。海賊の娘に対して、「お前の亡き親父は人に好かれた商人だった」と言い残し小判を渡す狂四郎。ドヒャーッ、ますます惚れたぜ。
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