[コメント] REVIVAL OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に(1997/日)
「なにこれ?」「ワケわかんねェ」
なんだかんだ言って観に行ってしまった有楽町の劇場(ガランドウ)、学校サボって暇潰しに観に来ていたらしい普通の男子高校生ふたりの休憩中(*)の会話。世の中はまだ真っ当だ。
でも近くに座っていた女の子は泣いてたりもしていた。
観に行ったのはスペクタクルが観たかったから。映画は、病気の人間達の自作自演のお祭騒ぎスペクタクルとして充分“面白かった”。化け物みたいな量産エヴァと弐号機の死の舞踏、無数に立ちあがる巨大十字架、そして崩れていく巨大綾波。すべてが肥大した妄想スペクタクル。ビョーキ、ビョーキ。エロパロ(アニメ作品のエロティックなパロディマンガ)的妄想に毒されてテメエと他人の肉体の感覚、その距離も掴めないでもがき足掻く中坊どもの饗宴。ワケわかんなくて当然。
コラァ!!バカシンジ!!このクソガキ!!へたってないで戦え!!…と叫びたくなるのは俺だけじゃないはず。
このREVLVAL自体は単に劇場版二つを合わせただけのリヴァイヴァルに過ぎないので、☆2。
*)休憩中は、場内消灯のまま。銀幕には黒い画面に「休憩」というタイトルと休憩時間のカウントが映写されていた。
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