[コメント] 君さえいれば 金枝玉葉(1994/香港)
私事ですが、今中国語を勉強中なんですよ。ひょんなきっかけで、掲示板で知り合った中国で働いている日本人の方から、この映画をすすめられました。そのときは「金枝玉葉」と原題で聞いていたから、探すのに結構苦労しましたけど、あれ、邦題も聞いていたカナ、ちょっと忘れました。
もともと外国語好きでそれが映画好きにもつながってるもんですから、これまで英語の映画を見ては字幕で勉強するタイプだったんですけど、そうだ、もったいない、中国語も映画どんどん見ればいいんじゃない!とその方のおかげで気がついて。『芙蓉鎮』とか『赤いコーリャン』とか学生時代に見てたんですがそんな目(中国語覚えるぞ!)で見てないじゃないですか。
まぁですからこの作品は、私的中国映画ブームの先駆け的位置付けですな。
で、中身は・・・
いやぁ〜楽しかった!本当にこの一言につきますね。最初、語学の勉強だとかしっかり身構えて見始めたんですけど、途中でもうそんなことは忘れてというか忘れさせられて、どんどん引き込まれて笑いっぱなしでしたね。個人的にはレスリー・チャンてあんまり好感持てなかったんですが、この映画の中では彼を含めて登場人物がみんなすごく生き生きして、テンション高くって、見ている私も同じテンションに引き込まれてしまいました。
まぁストーリーとしてはよくあるのかもしれません。スターにあこがれる女の子。でも、そういう場合よく憧れがストーカー的行為につながっていったり、何か陰湿なものが感じられることが多いように思うんですが(私の偏見かもしれませんが)、この主人公がしているのもある意味ストーカー的行為には違いないんですがなんと言うかあっけらかんとしていてそういう暗さがないところがいいです。
ぜひ、楽しくなりたい気持ちのときに見ていただきたい作品でした。
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