[コメント] チェイシング・エイミー(1997/米)
どんな女にだって「たこつぼ」程度の過去なんてあるものなのだ、男性諸君!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「たこつぼ程度」というのは言い過ぎでした。ゴメンなさい。いくらなんでも「たこつぼ」は。「どんな女」も言い過ぎでした。「沢山の女」にしておきます。
でも「彼女の過去を許せない」って現実にありがちなシチュエーション。若い頃って、好奇心旺盛で何でもしたがる年頃。とんでもない事をしてみたりもする。後になって後悔したとしても、でもそれがあったからこそ今見えているものがある。そしてその今見えているものがとても大切な事だってことを分かって欲しい。どんなに大切かって事を分かって欲しい! 分かるナー、それ。非常によく分かっちゃう。
エーー、そういう訳で、彼女の過去を許してやってちょうだい(笑)!
だからレズだゲイだ、って非現実的のようでいて、とっても現実的な話。それは凄く良かったのだけれど。・・・どうしてもダメだった点が。それは「3Pしよう」。その発想だけはどうしても許せない!自分を他の男と共有できるなんて、自分だったら彼の愛を疑いたくなっちゃう。だって結局彼女の気持ちを理解していないんだもん。「そうすれば君と同じ位置に立てる」だなんて、勘違いもいい所だわ。
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