[コメント] ケルベロス 地獄の番犬(1991/日)
押井作品の中では、とにかく一番切ない、泣ける作品です。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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主人公が死んでゆく時、瞳に何かライトを当てていて、だんだん絞っていって、光を消す所が好きです。消えてゆく瞳の光が印象的。辛い感じがする。
それからヒロインの後ろから、少しローアングルでカメラが追って行く徘徊のシーン。自分が彼女の後を追っている犬ころの気分でなんとも哀しくなります。
ラストシーンの千葉繁は最高にカッコ良かった。ゆえにまた泣けます(おい・・・)。
「ビューティフルドリーマー」のころから願い続けてきた、「終わりのない時間」への、憧憬と、必ず訪れる終焉。
押井作品の中では、とにかく一番切ない、泣ける作品です。(・・・・・・ワ、ワタシはね・・・・・・・・(あ、ひよっている!イカン!いいシャシンっす!))
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