[コメント] 卒業旅行 ニホンから来ました(1993/日)
「邦画でコメディーは無理でしょ。」という偏見が当たらずとも遠からずな映画。悪くはないんだが・・・。とりあえずは織田裕二の演技力だけで持ってる映画。邦画伝統の哀愁漂う浪花節コメディー。邦画のユーモアのセンスを考えるとこれが限界かもしれない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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凄く嘘っぽいが「所詮は映画じゃん」て済まされそうな感じ。
でも途上国での日本人気は本当っぽい。 (マーケティング理論的な考え方)
コメディー的にもまあまあ面白い。
だが総合的に残念なのが、 せっかくのコメディーなのに随所に浪花節満載なのだ。
せっかく面白く仕上げてるのに、 「なんでこんなシーンで泣かせる必要あんの?」て感じ。
笑わせるポイントで泣かせたらコメディーじゃないし(溜息)。
これさえなければもっと面白くなると思う。
この映画で感じた事は、 やはり織田裕二コメディーが上手い。
そしてやはり邦画は例えコメディーでも浪花節が伝統って事かな・・・。
最後が少しお洒落なハッピー・エンドだから救われるけど、 最後まで浪花節に徹底してたら・・・。
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