[コメント] プライベート・ライアン(1998/米)
史上最もリアルな戦闘シーンを持つ。それだけで映画史に残す価値あり!…ただし演出は「?」。「普遍的」=「脳ミソの足りない」愛国主義なのか、隠された意図があるのか、単なる失敗なのか、何回観ても判断できない。スピルバーグ、不思議な奴だ…。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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…ちなみに。吹き替えで観たんじゃ全然ダメ。人が殺され、死んでいくシーンを役者達はこれでもかというくらいリアルに演じ、そのリアリズムを徹底的に見せる演出だというのに、全然気合の入ってない吹き替えの呻き声じゃ、もうその時点で「SPR」という映画を観ているとは言えない。特にウェイドが死んでいくシーンの「ママ!ママ…!」の迫力・真実味は、原語と吹き替えではもう全然違った。そういうものを感受できないと、この映画を見誤ると思う。(…まあ、それがこの映画の全体的な評価を覆すだけの意味があるかというと、そうではないのだが。)
ワタシは吹き替え洋画の素晴らしさは疑っていないが(とり・みきの「吹替映画大辞典」が愛読書)、「SPR」という映画では絶対的に「NG」だと思った。
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