この映画は「映画館で観ておいて本当に良かった・・・」とつくづく感じた映画です。 映画冒頭のノルマンディー上陸のシーンで、すっかり映画の中に吸い込まれてしまいました。 まるで自分が戦場に居るような、そんな物凄い臨場感にあふれているから。 常日頃から「戦争映画は単なるアクション映画とは違い、痛みや恐怖や残酷さを描くべきだ」と考えていた私にとってはいい映画でした。 こういう映画を観て「戦争は嫌だな」と想う人が一人でも多くいてほしいです。

さて、この映画は俳優陣も良かったですね。 特に主演のトム・ハンクスは特筆すべきでしょうか。 まさに兵士の顔になっていました。 脇を固めるバリー・ペッパーなどもいい味が出ていて、個人的に好きです。 今後の活躍を注目していきたい俳優の一人です。