[コメント] 最も危険な遊戯(1978/日)
遊戯、というタイトル通り。もう余裕だけしかない主人公。でもゲームに関しては真剣な主人公。遊戯だからだ。
ついでにいうと、村川透がまじめにストーリーテリングしないのは、もう50〜60年代は過ぎてしまったということをわかりずぎるくらいわかっているから、なのではなかろうか。(←妄想)
つまり、主人公の絶望や希望が観客に共感され、強力にストーリーを牽引していく時代が終わったあとの映画なのだこれは。(←妄想)
この映画はなにかのゲームだ。ゲームにはルールがあり、それに真剣に打ち込む主人公がいるが、主人公の内面は無い。無くてもかまわない。(←感想)
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