[コメント] さらば青春の光(1979/英)
The Whoの「四重人格」を基にした中二病のジミーの青春映画。断片的なシーンの編集だが違和感なく鑑賞に堪える。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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家庭では父親の無理解や、ダルい仕事、変化のない毎日をドラッグと仲間とのダベリでしか発散できないガキ。とはいえ家庭は比較的まともで仕事はあるが展望のないという労働者階級の若者たちのエネルギーの爆発と自分探し。
つっぱりながらも優しさがほしい。 仲間との一体感がほしい。 気になる子をモノにしたい。なんかほほえましいよねw
仕事を辞めてからのシーンがよい。 ・夜中に家の前で思い迷っている背景にはオレンジ色の灯りの点いた窓。それが消えるとともにドアを強打する。
・偶然みつけたエースの生業にショックを受けスクーターで疾走する。
甘ちゃんだった自分が、一人になって現実を見つめる姿が爽やかでもある。ブレていた自分(四重人格)がやがてひとつのものとして凝縮するのだろう。
どの世界でもチーム的なまとまりがあり、その中で大人になっていく人と、いつまでもそこでくすぶっている人がいるのだと改めて思う。
スティングも若かったなぁ(遠い目)
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