[コメント] エクソシスト(1973/米)
高校の学園祭でおばけ屋敷をやった時、真っ暗な理科室のテレビにこの映像を流した。しかし怖すぎて即刻消された。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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準備の段階でもう怖くなって、おばけ役の自分達が耐えられないという理由で消されました。
ホラー映画はあまり得意なほうではないけれど、これだけは好き。カラス神父が「リーガンは演技をしているのではないか」という判断をする導入が特に。リーガンに取り憑いたものが最初から「悪魔だ」という考えだったら、もっと面白くなかったと思う。私は神や悪魔のような超自然的な存在を信じないわけではないし、霊のような存在は信じるけれど、リーガンはやはり自己暗示のようなものに罹っていたのだと考える方が好きだ。まあ暗示で体が浮くとまでは思わないけれど。 しかし人間は思い込みの激しい生き物で、想像力という力はすごい威力を持っていると私は思う。おまじないなんかは「思い込み」を別の「思い込み」によって払拭する行為だと思う。(「まじない」は「呪い」と書くようだ。「のろい」もやはり同じことではないのかな)(06/11/13 記)
少し訂正します。‘神‘や‘悪魔‘という存在は宗教による観念だから、霊の存在よりは信じていないと言えます。「祈り」という行為もひとつの暗示ではないかと思えます。
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