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[コメント] 大阪物語(1999/日)

池脇千鶴を売り出す映画なので彼女の地元・大阪が舞台。市川準の映画としてはダラダラしてて大いに不満。
ペンクロフ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







吉本・関テレ・電通の製作で金があったのか、ハシャいで下手な空撮とかいらんことばかりしてる。池脇千鶴は輝いている。

ゲリラ撮影が多いが、西成のおっさんとかガンガン写しており大丈夫かよと思う。連中はどうせ映画なんか観ないし訴えないと踏んでのことだろうが傲慢だ。99年当時としてもどうかと思う。

のちの新海誠天気の子』(2019)を連想する場面多し。ラブホまで出てくる。あれは新宿だが、池脇千鶴とか絶対好きな筈の新海先生が「大阪物語」観てないわけがないからな。以下、「天気の子」との類似点。中学生の少女には小学生の弟がいる/少女と少年が社会のレールから外れながら逃避行/逃避しながら人々と出会い、社会を知る。貧困にも陥る/知らんおっさんは少女に性欲をぶつける。容赦なし/消費と欲望の社会から少女を守ってくれたドロップアウト少年と、逃避する先がなぜかラブホ/少年少女を追う私服刑事が、シャバへの再接続をしてくれる/地獄巡りの果てに明るい未来を示唆して映画が終わる。ま、ビルドゥングスロマンによくあるオーソドックスな構成といえばそうなんだけど。

(評価:★3)

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