[コメント] ダンディー少佐(1965/米)
確かに中途で破綻したことがよく判るまとまりの悪さ。多彩な登場人物と複雑なプロット構成を持った映画でこれがペキンパーらしい求心力で一本筋が通っていれば、相当の傑作になっていただろう。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ただしそうは云っても随所に見所のある良いシーンがある。ラストの凄絶な戦闘シーンも特筆すべきだが、中盤のメキシコの村を後にする場面は『ワイルド・バンチ』を想起させて感慨深い。或いはインディアンとのレスリング・シーンのカッティングは「これぞペキンパー」というべき独特のリズミカルなカッティングだ。そしてL・Q・ジョーンズとウォーレン・オーツ(兄弟を演じている!)のいつもながらのいかがわしさ!
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