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[コメント] 学校の怪談4(1999/日)

宇崎竜童の音楽がかなりこのジャンルとしては異色。まあ曽根崎心中の徳兵衛が作ったと思えば感慨深い出来だがゴジラの彼だと思うとなんとなく笑える。ジャラジャジャジャジャーンン♪、どどーん
torinoshield

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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ところで文房具屋さんだが小指から糸が出てきて後ろに転がるあの意味不明なアクションは歴史に残る名演技だった(しかも後ろの音楽がもの悲しいのだ 笑)。今この為にもう一度見たがやはり凄い!何考えてるんだろう。

それに彼は過去に仲間を置き去りにした心の傷が癒されていないので学校に行きたくない、けれど弥恵の頼みに勇気を振り絞る・・・という設定な筈だがなんか単に「え〜、行きたくないよ、俺、なんとなく」っていう頭の悪そうな小学生っぽい所がイイっ!しかも学校では仲間を見つけたのは一人だけだし(弥恵が3人)。何だか穴だらけの人物で味がある。こんなだから津波の時一人で逃げ出しちゃうんだよなあ、キャラを良く考えている。

ところで怪談といえば昔大怪我で4ヶ月ばかり小1の時入院したんだが同部屋に11才の女の子がいた。彼女は小学校に行ったことはなくずっと入院生活をしていたんだが同病院で他の患者さん達からずいぶん可愛がられていた(5年間も入院してるし)。当然年配の患者さんで他界した方もいて11才にして亡くなった知り合いが沢山いる少女だった。彼女自身も病弱で死と正面から向き合う事に抵抗感が無かったせいか「この前Aさんをトイレで見た、洗面所で泣いていた」とか平気で俺に言うので眠れなかった(当然Aさんは他界している)。ただ彼女は「知り合いが出てきてもあまり怖がらないで普通にしていて。Aさんとか(自分が幽霊だと)気がついてないから」と小1の俺に真顔で言っていたのを思い出す。トラウマとはこの事だ。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)uyo[*] 水那岐[*] ボイス母[*]

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