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[コメント] 暴力脱獄(1967/米)

はっきりいって、タイトル(邦題のほう)とは、内容が違います。 ポール・ニューマン好きの方には、オススメです。 凄くカッコいいよ。
よちゃく

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 軍曹にまでなった 「戦争」 英雄が、酔ってパーキングメーター壊し、服役、2年待てばいいのに、理由もなく、脱獄、なんとなく失敗し、戻って制裁受け、懲りずに、不可解な脱獄を繰り返す。

 立派だった好青年が、 「戦争」 (しかも大量に人を殺したことで生まれた罪悪感)によって、どうにかなってしまう、といった典型的な、反戦映画ですね。

 自分で自分を制御できないくらい、自暴自棄に陥った主人公が、 「救い」 を求めたのは、もう 「神」 しかいなかったんでしょう。

 もし 「戦争」 なんて起きなかったら・・・って。

 1967年作品ですが、実にタイムリーな、お話。  2003/4/13

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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