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[コメント] 死刑台のエレベーター(1957/仏)

物語のために存在し、行動する登場人物たち。

この映画に登場する人々は、物語の進行のために存在しているだけ。そこに人格は感じられない。

すなわち、登場人物はみんなバカばっか。破滅へと向かうのは、世の中がクソだからではなく、連中がバカだから。つまり、破滅のシナリオへと導くために、登場人物は愚か者にされている。こんなのドラマじゃない。こんな出来合いのストーリーには現実味が無いし、感情移入できない。

地下鉄のザジ』での自由なザジの姿とは好対照。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)けにろん[*] ガリガリ博士[*]

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