[コメント] 死刑台のエレベーター(1957/仏)
物語のために存在し、行動する登場人物たち。
この映画に登場する人々は、物語の進行のために存在しているだけ。そこに人格は感じられない。
すなわち、登場人物はみんなバカばっか。破滅へと向かうのは、世の中がクソだからではなく、連中がバカだから。つまり、破滅のシナリオへと導くために、登場人物は愚か者にされている。こんなのドラマじゃない。こんな出来合いのストーリーには現実味が無いし、感情移入できない。
『地下鉄のザジ』での自由なザジの姿とは好対照。
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