[コメント] 少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録(1999/日)
現在社会下での男性原理の封建的価値観に多くの女性は望んで収まるのだというラディカルなフェミ論に基づいた女性(女の子)への啓発・啓蒙映画。男性がこの手の題材を扱った時にしでかす欠点をすべて回避しているのは、作り手は非常にクレバーで巧妙だと関心していたのだが。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ラスト、対立概念として、安っぽいネイチャリズムしか提示できなかったのが拍子抜けというかなんというか。そもそもそんなもん提示せんでもえのに。王子をぶっ飛ばしたところで終わっておけばよかったんだ。
そして、我々男性(別に男性に限らないけど)は、現実を模したこの耽美で歪んで虚飾に満ちた世界で、耽溺するのもよし、出て行くもよし。
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