[コメント] ヒーロー・ネバー・ダイ(1998/香港)
傑作。『ヒーロー・ネバー・ダイ』、なんて素晴らしいタイトル! 究極のライバルは究極の親友に変換可能である……泣きそうなくらい強く感じた。渋くて切なくて苦い。みていた私は救われない、でも彼らはきっと。
『デッド・エンド』の時と同様、後半からぐぐーっと盛り上がってゆく。その後半のための下地づくりがとても丁寧。
「この人は死んだのだ」という表現の仕方が秀逸で、その抑えに抑えたところが重く効く(2パタン)。
抑えたといえば、ラウ・チンワンの抑えた演技も素晴らしく、重い熱さと渋さに圧倒されてしまう。
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