[コメント] さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(1978/日)
生まれて初めて自分から見に行った映画。理由は、当時好きだった男の子と共通の話題が欲しかったから(笑)。そして小学生女子は、今まで考えもしなかった「人間愛」「宇宙愛」とかいう言葉について頭をひねることになるのであった・・・じゃじゃーん・・・。
大人になった今では、色んな荒をこの作品に見つけることが出来るし、問題点もたくさん挙げることが出来る。 だけど、そんなものいくら出しても、あの時、ただただ素直に感動して必死で画面を見つめていた幼い私に言える言葉なんか何もない。 思想的にどうとかとか解るはずもなく、解ったってそんなことどうでも良かった。制作者の意図も思惑も関係ない。 子どもには、画面の中で一生懸命生きているキャラクターが大切なだけ。 ヤマトが大好きだった。乗組員のみんなが大好きだった。 私もあの船に乗って、みんなと一緒に宇宙の海へ行きたかった。
彼らが命を捨てても守ろうとしていたものは、本当は何だったのだろう…? 地球?人類?宇宙の平和? どれも違うような気がする。
あの頃の私には、それがはっきりと見えていた。 なのに今はうまく言えない。大人になるってこういうことだ。 もう一生言える日は来ないのかな…? そう思うと悲しい。
子どもの私がこの作品に点をつけるなら、5点満点でも100点と言い張るだろう。だからそのまま最高点をつけようと思う。 今でも大好きだよ、私のヤマト。
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