[コメント] ベスト・キッド2(1986/米)
あえて4点。久々にベストキッド好きの息子と見たけど、こんなに面白かったっけ。密かに凄い映画なのかもしれない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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わかり易すぎるストーリー展開、吉本新喜劇のような悪役と大団円、ちょっと勘違いしている沖縄の風景、大げさな演技と演出。 どれをとってもトホホな内容なんだけど、最後まで楽しんで見れるところが素晴らしい。 大人になって、やれセリフが、やれ場面展開が、心理描写がとかばかりに目がいって、本来の楽しむというのが後回しになっていることに気がついたような。 はっきり言ってこんなに楽しんで見れるとは、思わなかったから、軽くショッキングな体験だった。 この映画、主役はダニエルさんじゃなく、パット・モリタ演じるミヤギさん。彼の青春時代をなぞり、舞台を沖縄に持ってきて、ダニエルさんが貯金を下ろしてまで、ついて来るなんて脚本を普通のセンスではきっと浮かばないだろう。 それがまた凄いのである。 この映画に登場する好青年ラルフ・マッチオだけど、『いとこのビニー』以降見かけないのが寂しい。 今の時代には作られない、密かな名作なのかもしれない。
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