[コメント] バンド・ワゴン(1953/米)
シド・チャリシーは踊ってナンボ。アップで台詞をしゃべらせても締まらない。
もう少しやわらかくてもいいかと思うけど、ダンスシーンになればシド・チャリシーのダイナミックでキレのある踊りにはやはり惹き付けられる。フレッド・アステアは老いを感じさせない動きで、そのダイナミズムに対応するばかりか、さらに優雅さを加えて天才の名に恥じない。
オスカー・レヴァントとナネット・ファブレイもいいが、その他の脇役の弱さと、ドラマとしての脚本の弱さで、マイナス1点。結局、DVDでは「Dance In The Dark」だの「Girl Hunt」だのといったダンスシーンだけを取り出して観ることになる。
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