[コメント] クレイマー、クレイマー(1979/米)
泣きました。私はこの手の映画に弱いのだと再認識。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
この手の映画とは? 主要登場人物全員の気持ちが痛いほど 見えてくる作品です。
例えば、 泣いてる息子以上に泣きたいのに泣けない父の気持ち、 捨てた私が悪いし、更生してきた元夫を見て、 罪悪感を感じつつもやはり子供が欲しい母の気持ち・・・。 挙げればキリがないほどに、 たくさんたくさん、 本で言えば行間から匂ってくるような気持ちが見えてくる。
「男と女が愛する時」 「オール・アバウト・マイ・マザー」 なんかも、そういう意味では同系列のツボでした。
普段は、家族や結婚にどちらかというと否定的な 私だけれど、深層心理ではそういうものを求めているのかなぁ? なんて、自分の気づかぬトラウマを実感してみたり。
いい作品ですね。
ラストの選択は悪くないけれど、 終わり方が唐突すぎて、★4に。 でも、限りなく★5に近いです。
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