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[コメント] マイ・フェア・レディ(1964/米)

違いを認め合うんじゃなくて、矯正標準化を目指す教授に大英帝国主義を見た。
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







訛りで出身地を判別。

訛り矯正で差別解消を目指す。「みんな違ってみんないい」ではない。

イライザ、半年で社交界デビューの話にふらふらと。

アスコット競馬での衣装のほかはあまり魅力を感じませんでした。

男性陣も輝きが感じられず。

女はどう振る舞うか、でなく、どう扱われるか。

レディのように振る舞っても、花売り娘のように扱われたら、意味なし。

花売りのように扱われれば花売り。レディのように扱われればレディ。

父ちゃん、♪運さえ向けば〜・・・まさかの道徳改善協会にまぎれ、どさくさの 寄付を受けてしまう。

社交界デビュー成功で、お払い箱。自由になったイライザ、自主性が失われていて 何をしていいかわからなく、わめき散らす。自由からの逃走、命令されるのがやみつきに。命令中毒症。

(評価:★3)

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