空前にして爆笑のラスト２分。今までのは一体なんだったんだ！(笑)と言いたい。ただ、そこまでのドラマ展開は散漫且つ平坦なうえ、伝え方も下手。どちらにせよ"犯罪者"とは監督の三池崇史の事を指すのであろう。★3.5

読める読めないの問題ではない。映画としては最低のラストとも言えるがそれまでのイマイチさを一気に吹き飛ばして大笑いさせてくれたことに感謝。

とかく映画製作には金が掛かる。このラストは笑えるが映画自体をぶち壊しかねない、というか、ぶち壊しているのだが、よくもまぁこんな結末にＧＯサインを出せたものだ。

纏めると、この映画のラストは内容が面白く感じていた人には最低の、そして私のようにつまらなく感じていた人には最高の、荒唐無稽な結末であると断言できる。本編をつまらなく感じていなければ、このラストは生きてこないのである。