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[コメント] 僕の村は戦場だった(1962/露)

やはり、映像が美しかった。やはり、カラーで見てみたい。
バーボンボンバー

ガリツェフ中尉やマーシャ(衛生大尉)の顔が美しかった。タルコフスキーの映画でこんなことを感じてしまった自分が恥ずかしい。イワンを演じた少年の表情には感服した。

イワンが現実では辛く、夢では別人のような明るい顔をしているのは分かる。でもあの林檎はなんだろう?イワンは少女と車に乗っている。車は走っている。砂浜のあたりで林檎が落ちてしまう。それを馬が食う。うーん、難しい。ぼくなりの解釈では林檎が幸せの象徴、馬は戦争(これは違うかなあ)、車が走っているのは時の象徴かとも思ったけど違う気がするなあ…

ラスト、人物を上半分に撮っていた。普通下に撮って、これから進むべきところを映すよなあ。イワンの道程を映していたのかなあ。

この映画に溝口を感じたのはぼくだけか?またジム・ジャームッシュは『ダウン・バイ・ロー』でこの映画をイメージしていたのだろうと思われる。

カタソーノフ、カッコよかったなあ。

(評価:★4)

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