[コメント] ラスベガスをやっつけろ(1998/米)
見終わった後、完全に平衡感覚を失っている自分に気付いた。これよ。これがテリー・ギリアムよ。
既に最初からぶっ飛んでいて、そのテンションが最後まで続いたと言う事実に驚かされる。更にギリアムの他の諸作品と同様、一旦結末を見せた後で、前に倍加する悪夢を展開させる。それが兎に角気持ち悪く、同時にこれ程監督の技量に乗せられてしまった事が心地よい。二本分の映画、しかもとびっきりの悪夢を見せつけられたようで、兎に角疲れる。だけど、それがたまらなく心地よい。
主演のジョニー・デップはさすが。と言う演技を見せてくれる。デップの更なる一面を見せつけられ、感動。一方、ベニチオ・デル・トロはえらく太ってるな。『トラフィック』の時のあの痩せすぎた身体とは似ても似つかない(正直『トラフィック』観た時は分からなかったほど)。
何度でも言おう。とびっきりの悪夢をありがとう(大マジ)。
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