[コメント] 晴れて今宵は(1942/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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この映画もストーリーに凝りすぎて、ミュージカル好きには物足らんなぁ。話はどうでもええのよ。こんなこと書いたら怒られるかも知れんけど。
アドルフ・マンジューが、娘を順番に嫁にやらないかんいう頑固オヤジを演じてたね。この人『オーケストラの少女』でディアナ・ダービンのパパもやっとった。父親が似合う役者なんだね。この映画ではポンチ絵なんか書かれたりしてボロクソ扱いやったなぁ。
とにかくフレッド・アステアが、踊りだすまで30分以上、観客は待たされなあかんのやなぁ。「社長に用事で来た。カチッ」と踊り出しそうでじらすの。それが狙いなんかも知れんけど。
曲は“I AM OLD FASHIONED”がスローテンポと激しいリズムの組み合わさった名曲やったね。リタ・ヘイワースとフレッド・アステアのダンスも、ため息の出そうなぐらい良かったなぁ。
二人が並んで踊るシーンよく見ると、背の高さがあんまり変わらんの。フレッド・アステアが小さいんじゃなくてリタ・ヘイワースが大きいんだね。『カバー・ガール』ではコロンビアに、身長の釣りあう俳優いなくてMGMからジーン・ケリー借りたの。それぐらい背が高い女優さんだったんだなぁ。
リタ・ヘイワースの歌はナン・ウィンの吹替えだそうだけど、天は二物を与えんもんやね。
※ 調べてみたらリタ・ヘイワース170センチ、フレッド・アステア175センチだったね。5センチぐらいだとあんまり変わらないように見えるんだなぁ。
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