[コメント] シュリ(1999/韓国)
水槽を泳ぐ魚や街路の灯り、ハッと視覚に入るブルーなど、水や光の色がとても綺麗で映像美を堪能。
ただ、音楽があまりにも過剰かつステレオタイプで、目をつぶっていてもどんな場面かすぐにわかるのには辟易。<実際に目を閉じてみたわけではないが。
韓国語の響きが新鮮だっただけになおさら残念で、もっと「台詞を聞かせて」ほしかった。
台詞を増やして「キャラ立ち系おしゃべりアクション映画」にしてくれ、というのではなく、大げさなBGMはなくてもその切ない情感やハラハラする緊迫感はちゃんと伝わってくるから大丈夫だよ、という感じで。
また、強引な設定や展開はまさに「ハリウッド映画」のようでちょっと退きもしたが、そもそも両国の関係や北朝鮮の現状というものは西側の視点を通してしか知らないので、何が真実なのかなんて私にはわからんです。
つーか、ただのラブロマンスということにしておきたいので、あまり考えたくはないです。
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