流線形の船体に無骨に突き出したドリル。 オトコノコなら興奮するなと言うのが無理な造型ですこれは。

その海底軍艦が発進するシーンは最大の燃え所で、隔壁閉鎖、注水開始…といった手順を踏み、焦らした後に悠然と湖上に姿を現すカッコ良さたるや、もう。

問題は、本来のクライマックスとなるべきムー帝国との戦闘が甚だしく盛り上がりに欠けること。 特に秘密兵器と謳ってきた冷線砲が、先端からショボショボとお漏らしするだけなんですもの。

オトコノコならションボリするなと言うのが無理なオチですこれは。