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[コメント] 妖星ゴラス(1962/日)

南極基地の特撮が一番よく出来ていた
わっこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







接近する惑星から地球を救う科学者たちの映画。

宇宙大戦争』で『アルマゲドン』や『ディープ・インパクト』の先駆け的な作品と書いたが、こちらの方がより近い印象を受ける。地球に接近する惑星ゴラスへの対策がかなりリアリティがあって地球を惑星から遠ざけるというある意味大胆な発想にも説得力がある。

要所要所で青春映画のような爽やかな展開になるのでやや緊張感に欠けているのが難点。しかし、ラストは少々前向きな展開でこの爽やかな演出も雰囲気に合っていて好感が持てる。

特撮部分では南極基地の特撮が一番出来がよかった。ただ、ラストで巨大怪物を出して対決するシーンを作るなど趣向は凝らしているがちょっとそれまでの雰囲気からすると合わなかったように思う。

役者では池部良平田昭彦の演技は相変わらず渋くてかっこいいし金井役の久保明も存在感があった。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)水那岐[*]

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