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[コメント] カイロの紫のバラ(1985/米)

スクリーンから出てくる男優が、例えばケーリー・グラントだったら。 ウッディ・アレン監督の「映画」が、人生に於いてどんな意味を持つかを教えてはくれる。
トシ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







映画と現実がごっちゃになるというシチュエーションは珍しくないのかもしれないけど、事前情報を知らなかったので、途中まで面白く観られました。 しかし現実の世界で、あんなにむごい扱いを受けるミア・ファローに泣けます。「腐れ縁」というモノはあんなものなんでしょうか? ラストシーンで、あんな形で突き放されたミア・ファロー。 これから、どうやって生きていくのかという、観る側の不安を募らせて カタルシスはありませんでした。 いくら希望を「映画」から与えられても、これから先も不幸な人生を歩むんだろうなと思ってしまいました。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)りかちゅ[*] ボイス母[*]

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