[コメント] みな殺しの歌 拳銃よさらば(1960/日)
帰る場所を奪われた前科者青年の復讐、疑惑が疑惑を呼び自滅して行く七人の強盗集団。如何にもらしい題材を手堅く纏めた寺山脚本デビュー作。タイトルバックは秀逸、和製リタ・ヘイワース島崎雪子の妖艶さ、メタに彩られたショットも満載だが須川栄三のノワールものとしてはやや小振りな出来。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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青年が幼児にピストルを奪われるシーンが最も素晴らしい。画面に漲る緊張感・批評性共に傑出している。
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