[コメント] クッキー・フォーチュン(1999/米)
アルトマンの紡ぐオムニバスストーリーとして安心して見守ってしまった。期待したストーリーテリングよりも、むしろアートワークと役者の演技が印象深い。
グレン・クロースのエキセントリックさを期待したが、彼女よりベリーショートが瑞々しいリブ・タイラーの存在感に圧倒された。美人女優の印象はあれど本作ではじめて、彼女の役者としての魅力を強く痛感。灰色がかった街において一人猛々しくエネルギッシュに輝く役柄を無理なく自然に演じており目を奪われる。また印象深いのがステンドグラス。西陽が差し込むステンドグラスのある部屋は、ストーリーとは無関係に美しく作品よりも記憶に残った。自伝読んで感銘受けたニールの復活も嬉しい。
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