[コメント] スリーピー・ホロウ(1999/米)
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この監督は前からツボきそうだな〜と思っていましたが、今回はドッカン炸裂でした。本当にこの人の夜の描き方は秀逸。お伽話みたいで引き込まれます。魔女の手のような木の雰囲気がいいです。あの評判の悪いリ・イマジネーション『猿の惑星』の夜の造形にさえクラクラきちゃった私が、このおどろおどろしい雰囲気に飲み込まれない訳がありません。その上、主役は大好きなジョニデ。プラス1です。しかも、ジョニデのあの白い顔(皆白いけど)……『シザー・ハンズ』のエドワードに見えて仕方ありませんでした(笑)。
バートン様スゲエ!と最初に思ったのが、冒頭でゲスト出演の『ナイトメア・ビフォアー・クリスマス』かぼちゃのジャックですね。「さすがバートン様!ジャックが出てる!」と感動したものです。その上、ゲスト出演はそこでは終わらず、投げられて砕けましたからね。……というか、あれジャックじゃない?ただのかぼちゃでしょうか?……(汗)
しかし、バートン様はさすがジョニデを上手く使ってると思いました。今まで見た数少ないジョニデ作品の中でも、一番印象に残ってる物は、シザーとこれです。クセのある映像の中のクセのある役を上手い事やってます。バートン世界と相性バッチリ。しかも、寡黙でインテリな感じの役を想像していたのですが、結構カワイイ役だったのでそれもツボでした(特にベッドで震えてるジョニデなんて新しい面を見た気がしました)。同じような雰囲気を持った『フロム・ヘル』でジョニデに惚れた私ですが、これは一枚上手です。断然こっちが好きです。暗いのにジメッとしてないのがまたスゴイ。
フィンチャー様とバートン様は私の中ですごく祭り上げられています(笑)。一生ついていきます!楽しませて下さい。因みに、同じくらいハルストレムも好きなのですが、彼は様でなくて「さん」って感じです。ハルストレムさんです(笑)。何となく……
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