見終えた後、決して印象に残るとか面白いとかいう映画ではありませんでしたが、時間をさまよって、その時代に自分が存在する意義とか必要性とかっていうのは、誰もが思うことなんでしょうね。

そしてその後の時代を変化させようとする。

この着想は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』だったり『アルタード・ステーツ』だったり、映画という仕組みを使うとタイムスリップものというのはなんでもできてしまうということなんですよね。

でも『アバター』的な世界とも言えて、今いる時間と今いる世界がもしかしたら幻かもしれない、という考え方っていうのもありかなーと思いますね。

でもこの映画のあっちの世界は限界があった。

ここがほかの映画にない不思議な感覚だったといえます。

2011/05/06　自宅