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[コメント] カメレオンマン(1983/米)

カメレオンマンが主体を持ち得ないことの悲しみと滑稽さもさること、その奔放さに「世間」が無邪気な喝采を贈るさまは、まさに「世間」の潜在的主体放棄願望の象徴であり、主観なき客観の危うさを突くアレンの危惧と揶揄の入り混じったメッセージは強烈である。
(★5 ぽんしゅう)

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