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[コメント] 美女と野獣(1991/米)

 ミュージカルの王道。人物紹介の曲、ロマンチックな曲、悪役の曲、わかりきった展開だけれど、音楽の力で充分にドキドキさせられた。これはすごいことだと思う。
にくじゃが

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 もとの話にあった意地悪姉さんどもを無くして、代わりにその役目を村人たちにやらせたのも良かったと思う。ご近所とのおつきあいは重要ですからね。それだからこそ、ちょっと怖い曲で流れるように進む終盤、ラスト十分はちゃんとドキドキした。ガストンに乗せられて、周りの人がみんな襲ってくる!数で攻められると怖い!と思った。まあ、お城側の反撃はなくてもいいような気がしたけれど。

 ところで最近見直して気付いたんですけど、さんざん不評の王子、1946年版の『美女と野獣』で野獣役だったジャン・マレーにそっくりですね。横顔が。もちっとはっきり言うと、ジャン・コクトーの描いたマレーの横顔に似てる。(正面顔は全然似てない。正面は確かに美男とは言えない。)好意的に見るとオマージュ、悪く言えばパクリのはしり、ですかね。

(評価:★5)

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