[コメント] 十三人の刺客(1963/日)
莫迦殿の人生の物語に帰着した三池版に比して、こちらは西村晃の人生の物語になってしまう。基本的に誰も変わらない話で、変わらないことの美徳の最たるものを体現するのが尾張藩の陣屋詰の月形龍之介だ。そんな中、ただひとり変わってしまうのが西村晃である。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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西村晃がかっこいいというのが最初の衝撃で、この時代の晃はかような扱いだったか?...と認知の混乱を覚えながら話を追っているとあの顛末が来て、笑いながら安心してしまった。菅貫太郎にまるで格調がなく徒労しか残らないのも素晴らしい。
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