[コメント] テス(1979/英=仏)
前半☆=4、後半☆=1!それにしてもマトモな男が一人も出てこない人生って!?ワシなら「夜鷹」になるね、絶対(=午後観た『西鶴一代女』を引きずっている)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「なめとんのかオラ!?」夫婦して後半テレビに恫喝入れマクリ。 多分、時代が悪いんです。 ドイツもコイツもココロのない男しか出てきません。 テスのプライドの高さにもウンザリです。もっとしたたかにやりなはれ!オバチャン、思わず、小娘を恫喝してます。
それにしてもあんだけフォトジェニックなナスターシャ・キンスキーも動いているとタダの小娘にしか見えません。 脱ぎっぷりは良いんですけど・・・
とは言え、こんな「女性差別&侮辱&陵辱映画」を亡き妻に捧げるロマン・ポランスキーってドテライ奴です。 それとも亡き妻はこの原作がお好きだったのでしょうか? 「ワタシを主人公にしてコレを映画化して」とでも言ってたのでしょうか?
もし、ワシが「亡き妻」であったら、こんな原作映画化した次点で怒りのあまり墓場から起きあがって来てしまいそうです。 イヤ、大人げないのは十分承知の上なんですけども・・・・
でも最初に主人公をアレする道楽息子。 彼の「若い娘攻略法(セクハラ)」には、なかなか監督ご自身の人生でのつみ重ねというか、細かいテクニックに資質やお好みが伺えて味わい深いモノがありました。 つまり、コレはエッチで残虐なシーンのないロマン・ポランスキー版『ジュスティーヌ あるいは美徳の不幸』原作=マルキ・ド・サドです。
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