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[コメント] 僕たちのアナ・バナナ(2000/米)

何で、★5かって?そりゃ、エドワード・ノートンさまが監督だからだぁ!
mimiうさぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







彼の性格の現われなのか、「とても丁寧な映画」と言うのが第一印象。でも、ちょっと丁寧すぎて、最後引っ張りすぎちゃったかなぁ…なんて思わないでもないけど、、、ノートンが好きだから、許しちゃう!

かっこ良くも、かっこ悪くにも、ワイルドにもナチュラルにもなっちゃう、実力派ノートン。ぼけーっと、ぬぼーっと、とってもお人好しそうな役が、今回もはまっていました!

何度も巻き戻して笑ったのは、懺悔室でジェナ・エルフマンが現われた時のノートンの表情!最高におかしかった。ホントいい表情してたよ〜。そして、暴走して告白するシーン。こっちが恥ずかしくなっちゃうくらいお間抜け!

自分が映画を撮ると、自分をカッコヨク見せちゃいたがる役者が多い中、ノートン、ここまで間の抜けた役を演じるとは、なんと懐の大きな男だろう!ますますラブリー!

そのお間抜けぶりたるや、根っからのコメディアンベン・スティラーを、色男にみせちゃうぐらいたから、なかなかどうして。やってくれるではないか、この男。

そして、一番すごいと思ったのは、テレビ出身で映画界ではまだ駆け出しのジェナ・エルフマンをとってもキュートに撮ったところ。彼女を最初に見た時は、『エドtv』だった。ヒロインなのに恐ろしく共感できないキャラクターで、可愛くもへったくれもなかった彼女を、ここまでキュートに演出してしまったのだから、素晴らしいとしか言いようがない。

そして、彼女の実生活の夫ボーディ・エルフマンを出演させちゃう余裕。 ※ ジェナがオフィスから双眼鏡で覗いている、隣のビルでエッチしている男の人の役。

映画の出来では、★4だけど、ノートンの素晴らしさに感動したから、もー★5だわよぉ!

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)IN4MATION[*] peaceful*evening[*]

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