[コメント] 僕たちのアナ・バナナ(2000/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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彼の性格の現われなのか、「とても丁寧な映画」と言うのが第一印象。でも、ちょっと丁寧すぎて、最後引っ張りすぎちゃったかなぁ…なんて思わないでもないけど、、、ノートンが好きだから、許しちゃう!
かっこ良くも、かっこ悪くにも、ワイルドにもナチュラルにもなっちゃう、実力派ノートン。ぼけーっと、ぬぼーっと、とってもお人好しそうな役が、今回もはまっていました!
何度も巻き戻して笑ったのは、懺悔室でジェナ・エルフマンが現われた時のノートンの表情!最高におかしかった。ホントいい表情してたよ〜。そして、暴走して告白するシーン。こっちが恥ずかしくなっちゃうくらいお間抜け!
自分が映画を撮ると、自分をカッコヨク見せちゃいたがる役者が多い中、ノートン、ここまで間の抜けた役を演じるとは、なんと懐の大きな男だろう!ますますラブリー!
そのお間抜けぶりたるや、根っからのコメディアンベン・スティラーを、色男にみせちゃうぐらいたから、なかなかどうして。やってくれるではないか、この男。
そして、一番すごいと思ったのは、テレビ出身で映画界ではまだ駆け出しのジェナ・エルフマンをとってもキュートに撮ったところ。彼女を最初に見た時は、『エドtv』だった。ヒロインなのに恐ろしく共感できないキャラクターで、可愛くもへったくれもなかった彼女を、ここまでキュートに演出してしまったのだから、素晴らしいとしか言いようがない。
そして、彼女の実生活の夫ボーディ・エルフマンを出演させちゃう余裕。 ※ ジェナがオフィスから双眼鏡で覗いている、隣のビルでエッチしている男の人の役。
映画の出来では、★4だけど、ノートンの素晴らしさに感動したから、もー★5だわよぉ!
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