[コメント] 諜報員(1947/露)
主人公が危機一髪を殆ど偶然にすり抜け続けるのは、だってこれが観客が望んでいることだから、という含意があるのだろう。その辺りが確かにヒッチコック風だし古臭くもある。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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序盤のスパイ脱出、ジープ転倒の特撮がとてもいいのだが、あとは特に見せ場というものがなく、長台詞で転がされる。落下傘でドイツに潜入して、見逃されて泳がされて女スパイと接触して、将軍奪ってあっさり終わる。
ロシア人ではなくウクライナ人という科白があった。この微妙なニュアンスはただ観ただけでは理解不能だった。冒頭「ソヴィエトの諜報員たちに捧ぐ」と字幕が出る。フィルムにシネセゾン配給とある。
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