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[コメント] 白い花びら(1999/フィンランド)

驚いた。サイレント映画なのだ。弁士が女性版だったので、多少違和感もあったが、試みは成功したと思う。 展開がポイントごとに絞ってるから
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無駄な部分が全然ない。そのため、愛の悲劇が際立つことに。でも、これだけの時間に夫婦の本質をきっちりと描いているのはすごいよ。

女が夫を一瞬に毛嫌いするところ、こういうのって男には分からないんだよね。 これは女の視点だと思う。サスガ。 しかし、女が毛嫌いして、違う男に惚れて家を飛び出したのに、男が豹変したからって、本当は旦那を愛していたことに気付くなんて、それは絶対嘘。 オンナって、そんな生き物じゃあないよ。

それはさておき、以前のサイレント映画にはない新しいかっこよさのようなものも感じられ脱帽せざるを得ない。

個人的な願望を言えば、弁士の声でなく、活字を画面に出せなかったのかなあ。

(評価:★4)

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