[コメント] サウスパーク 無修正映画版(1999/米)
言葉があるからこそ人間は憎しみ合うけど・・・、
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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逆にそれを選別するような世界は地獄か・・・。なるほど、トレイ・パーカーのメッセージ、しかと受け取った。
しかし、下品な言葉を発すると頭に埋め込まれたチップが電気ショックを与えるという設定にゃあ、2001年に宇宙を旅した某監督の「アレックス君」を思い出しちまったよ。お〜、こわっ!
ただ、この電気チップがラストで「ビーム」出して敵をやっつけるんだよね、アハハこの設定もどっかで見たことが・・・、トレイ・パーカー成長しないなぁ。でも、そういうとこ好きよ、チュッ。
サウスパークって一見して平凡な街なのだけど、そんな平和なコミュニティーこそ実は様々なパワー・オブ・バランスの上に成り立っているんだね。「言葉狩り」が戦争を誘発するというストーリー通して、そんなことをふと思っちゃいました。真の敵はコミュニティーの「外部」ではなく、コミュニティーの「内部」、しかも一人一人の「内」に潜むってことか?
しかし、ハイタカさんも言っているようにフセインが地獄の住人っていうのが、イカンです。だったら、クリントンだって同罪じゃん。そうじゃないと、今はやりの「グローバル・スタンダード」っていう「倫理」を押し付ける映画になっちまうよ。そんな世界が一番の地獄だと思うけどね、おれは。
でも、そんな思想とは関係なく、フセインのクネクネダンスにはただただ爆笑!!「この映画の楽しみ方はこれでいいんだよね、T(トレイ)&P(パーカー)!」
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