なんだろうね、コレ…。久々にポワ〜っと不思議な気分を心から味わうことのできる映画に出会うことができた。１６ミリカメラの使用は的中し、ぐいぐいとAmalの町へ鑑賞者を引き込ませる。映画を観る視点というよりも、彼女達の視点で、同じ立場で眺めることが出来た。カメラワークも決して派手ではないが、独自の世界観がこれまた良い。

男である自分も、彼女達に対して一線を置くことはなく、心から理解したつもりだ。自分が１４歳や１６歳の頃、どんな思春期をすごしていたか…。いや、中学・高校時代にすごしていた思春期など自分では決して理解出来るものでもないな。そういった意味で、彼女達の青春はほんの一握りの出来事かもしれないし、人生を変える出来事だったのかもしれない。それは俺には分からない。彼女達にしか分からないこと。

トイレのシーンも衝撃的だけど、やはり最大の見せ場はラストのココアのお話しなんだろうね。あの２人の表情、見た？？？？？？