過去に作られた映画をバカにしていると言われるかもしれないが、これは文句があっても面白い。ストーリーの軸が『スクリーム』であるぶん、しょっぱなから何も考える必要なしに観ることができ、映画館やホームシアターで観るより、テレビ＆ビデオという組み合わせが感覚的にぴったりな映画である。

元ネタは半分くらいしか分からなかった（つーか気付かなかった）が、今やテレビでもやらないくらい下品な笑いのオンパレード。つーかテレビでやったら間違いなく「ピー音」連発。別にコレに笑えたから俺もアメリカ人と同じ感性だというのでもなく、要するにただ下品で変態でバカなだけである。「とにかくバカバカ逝こうぜ、ちんこちんこ逝こうぜアヒャヒャ」って感じで、もしずっと見続けていたならば脳味噌が毒されるような気もする。ま、たまにはアリって感じかな。こういうのも。

深夜の友人宅でカップ麺を食べながら観ていたのだが、笑いまくったたせいでカップ麺が逆流したのか、鼻をかんだときには「スパッ」という音と共に鼻から約3cmほどの麺が飛び出してきた。俺も映画に負けず劣らず下品だな、やっぱり。